悪性リンパ腫になってました

日本では少ない古典型ホジキンリンパ腫についてまとめていきたいと思います。

咳が止まらない!

2020年6月某日

新型コロナウイルスの緊急事態宣言も解除されたので、近所のクリニックに行くことにしました。というのも今年に入ってから咳が止まらないからです。

しばらくの間、ブロンやアネトンといった咳止め市販薬を服用してたけど一向に症状は軽くならない。しかもこの鎮咳去痰薬というのが地味に高く、またドラッグストアで購入できる数量も制限があります。だから病院で保険が効く強めの薬を貰おうという軽い気持ちでクリニックを訪れました。ここは数年前にも受診したことがあり、その時も咳止めを処方してもらったことがあるクリニックです。

クリニック内はコロナウイルスの感染を防ぐため厳戒態勢でした。

名前を呼ばれ診察室に入る。ドクターに咳が止まらないことと薬が欲しい旨を伝える。過去受診した時のカルテもあるので、すぐにお薬を処方してくれるものだろうと思っていましたが、ドクターが「今年に入ってから咳が止まらない?長いねぇ。念のためレントゲン撮ってみよっか?」というので、レントゲンを2カット撮ることに。

再度名前を呼ばれ診察室に入ると、私の胸部レントゲンが投影されています。

そこには素人の自分が見ても分かるくらいの大きな影がしっかりと映っていました。

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胸部レントゲン

冗談っぽく「先生、これコロナじゃないですよね?」と聞くと結構真剣な口調で、「コロナはこんな影じゃない。でも明らかにあってはならない影が存在するから、CT検査をする必要がある。大学病院へ紹介状書くからすぐ行って!」と…

私が勤務する会社では、毎年夏に健康診断があり、去年は8月に受けています。

その時の健康診断では、胸部レントゲンも含め全く異常はないと言われていたので、半年そこらで、この怪しげな影は育ったことになります。となると、増殖のスピードはかなりのものです。

ドクターが大学病院へ電話してくれて、週明け月曜日に受診することが決定。

紹介状とレントゲンデータが記録されてたCD-ROM?を渡され、本日の診察は終了。

軽い気持ちで受診したのが一転、なんだか大ごとになりそうな事態に…

一抹の不安を抱えながら、2日後、紹介された大学病院へ行くこととなりました。